おはようございます!
まーちゃるです。

今回、作品として仕上げられないと分かっているので何かと気楽に画像処理をしているわけですが。
確かに露光が足りなかったり、解像が悪かったりでザラザラボケボケなんですけど。
処理自体はなんだかいつもよりも大胆に処理していてとても楽しかったり、なんだかいい感じになったりで。
う~ん…いつも処理してる時はちょっと肩に力が入っているのかな?と。
もうちょっと力を抜いて楽しみながらやる方がいいかも!なんて今更ながら思ってみたりして(^-^)

というわけで。
今回冬の王者、M42を撮ってきたわけですが。
これはもうね、飽和復元合成するために撮ったといっても過言ではないわけでして(笑)
その実力は如何に!?を検証しようと!
そんな感じで処理手順を今回紹介します(^-^)
とりあえず、予備知識として以前の飽和復元合成の記事に軽く目を通しておくとわかりやすいかもです。

飽和復元合成するためには短時間露光画像と通常露光画像を位置合わせする必要があるのですが。
僕の場合はまず通常露光画像をスタックする時に半分ずつσクリップでスタックしまして。
短時間露光画像は全部σクリップでスタックしまして。
コレで、短時間露光画像が1枚、通常露光画像が2枚になるわけですね。
この3枚をステライメージに読み込んでバッチコンポジットを起動します。
短時間露光画像を基準画像として通常露光画像を位置合わせしまして。
こんな感じに。



で、その後コンポジットするわけですが、基準画像のチェックを外して通常露光画像だけを加算平均します。
σクリップはしません。
なんか聞いてきますが、もちろんオッケー!



コレで短時間露光画像と通常露光画像が1枚ずつ位置合わせされた状態で出来上がります。

そしたらいよいよFlatAideProを起動しまして。
元画像タブに通常露光画像、作業画像タブに短時間露光画像を読み込みます。



読み込んだらまずは通常露光画像についてレベル調整と対数現像を施します。
(追記)注:レベル調整はマストではありません。あくまでRGBバランスや細かいところを確認するために行っています。やらなくても結果に差は出ないと思われます。



レベルを切って対数現像をかけるわけですが、対数現像の強さとしてはハイライト警告の赤い部分が無くなるギリギリに設定するといいようです(^-^)

続いて、短時間露光画像にもレベル調整と対数現像を施します。
(追記)注:このレベル調整もマストではありませんが特に短時間露光画像は暗く、RGBバランスが合っているか分かりづらいのでやった方が無難だと思います。



この状態で下準備は一応終わっているのですが、確認のために通常露光画像の白飛び部の輝度断面を確認してみましょう(^-^)
表示の中の輝度断面ウィンドウを選択すると輝度断面ウィンドウが立ち上がります。
その状態で今回の場合、トラぺ付近にポインターを持っていくとトラぺ付近は全飛びしているのがよく分かります。



ちなみに短時間露光画像のトラぺ付近にはちゃんと諧調があるのが輝度断面でわかります。



通常露光画像の飽和部分に相当する場所に短時間露光画像の諧調を計算で上乗せし、飽和部に諧調を復元するのが飽和復元合成となる…ということだそうです(^-^)

ということで。
早速飽和復元合成をしてみます。
プロセスの中の飽和復元合成を選択して。
パラメーターはほとんどの場合そのままでいいそうなので。
そのままオッケーします(^-^)



そうすると最終画像タブに飽和復元合成後の画像が生成されまして。
試しに輝度断面を確認しますと…



一見飽和したままに見えますが、その中には諧調が復元されていることがわかります(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

ただ、このままだと表示域よりも上に諧調が復元されている状態なので、その諧調を表示域に入れてあげます。
まずは最終画像タブの飽和復元合成後の画像に対してレベル調整を起動しまして。
ハイライト警告が消えるまで、ハイライト側を上げていきます。



今回のM42ではハイライト側は大体155000くらいまで上げてようやくハイライト警告が消えました(^-^)
通常露光画像と飽和復元合成後画像を比べるとこんな感じで。



飽和部分にしっかりと諧調が復活しているのが分かります。
星の飽和円盤も小さくなるので星像が副次的な作用としてシャープになります。

ここまでハイライト側を上げると画像はだいぶ暗くなりますが、情報は充分残っているのでココから画像処理をがんばるわけです(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

んで。
ちょちょっと処理しまして。
こんな感じに。

109babd3.jpg


題名 「FlatAideProの飽和復元合成は革命的その2」
対象 M42
鏡筒 R200SS+コレクターPH+EF2xIII
架台 EM200TEMMA2Z
カメラ EOS6D SEO-SP4
ガイド f=130ガイドスコープ+QHY5LIIM+PHD2
ISO3200 360s 11枚
ISO3200 10s 10枚
FlatAideProで飽和復元合成後PSCCにて処理

今流行りのマッチョな感じに仕上げました(^-^)
もちろん拡大は禁止です(笑)
σクリップでも衛星跡が消えてないですね(^^;;
この辺はスタック前に消した方が無難なようです( •᷄⌓•᷅ )

飽和復元合成は輝度差の激しい対象、あるいは輝度の極めて高い恒星が構図に入ってしまう場合にとても有効な手法だと思います。
もちろん如何なる場合でも使うといい!っていう訳ではありませんが、星に諧調を持たせて表現の幅を持たせることも可能なので色々な使い方が出来ると思います(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

僕はFlatAideProの営業マンではありませんが、使ってみて損は無いツールだと思います(^-^)
是非お試しあれ(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑






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