新年明けましておめでとうございますm(_ _)m
まーちゃるです。

新年と来ればお休み!
お休みと言えば遠征!
といきたいところですが、満月期&夜間外出禁止令のダブルパンチで家で悶々としています(ノД`)

まあ、ただ悶々としていても仕方が無いので。
新兵器のASI1600MM PROのちょうど良さげな設定を探ってみようかと。
そんなことを考えまして。

まず、Gain?
今までのデジカメだとISOって感じなのでGainなんて言われてもなんだかよくわかりません。
デフォルトだとGain139のオフセット21くらいがいいらしいのですが…

というわけで、じゃあGain139ってISOで言うとどれくらいなのよ?ってことになるんですが。
まあ、色々ググってみて、計算式見つけたので計算してみるとこんな感じで。


Gain139はISO495くらいでした。(Gain0がISO100相当だとして)
これだと淡いところのS/N上げるにはホントに多数枚撮らないとなかなか厳しそうだなぁということで。
Gain200~250くらい、ISOで言うと1000~1800くらいで撮りたいなぁと思いまして。
そうすると、じゃあその時のオフセットはどれくらいがいいのよ?ってことになるんですが。

オフセットについてまた色々ググってみると、どうやらダークを撮った時にダークのヒストグラムの左側(シャドー側)が0を潜らないようにギリギリ設定すると一番DRが広く取れると。
つまり、設定オフセットで一番ノイズが少ない(ヒストグラムが一番左に寄る)時にヒストグラムの裾が0を潜らなければいいのかな?と思って、色々設定変えて撮ってみました(^-^)

通常露光ではASI1600MM PROは一番短くて180秒設定で撮る予定なので、180秒を一番冷やした条件(-30℃)でダークを撮ってみて0を潜らなければいいのかな?ってことでギリギリ選手権でオフセットを決めました(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

まずGain200の場合、オフセットはGain139と同じ21でも-30℃180秒で問題なさそう(^-^)


次にGain250の場合、オフセットは40で-30℃180秒でどうやらギリギリ。


まあ、この設定だと両方とも露光10秒だと0を潜りますが、露光10秒は飽和復元合成でしか使わないのでそこは割り切って、Gain200 Offset21、Gain250 Offset40に仮決めしてダークを撮影。
各Gainで比較してみると…

冬想定 冷却温度 -30℃ 300秒


うん。まあ-30℃まで冷やせばヒストグラムのハイライト側を3000まで切り詰めてもほとんど差がないです。Gain250は問題なさそう。

夏想定 冷却温度 -15℃ 300秒


う~ん…Gain250ではちょっとホットピクセルが目立ってきてます。
でもまあ、ハイライト側を切り詰めなければ見えないレベルなので使おうと思えば使える感じです。

熱帯夜想定 冷却温度 -10℃ 300秒


おっと…ホットピクセル以外にもなんだかモヤモヤしてきました。-10℃くらいで撮る時はGainは200くらいにしといた方がいいのかなぁ?

まあ、いずれにしてもフルレンジではキレイなものなんですけどね…
通常Gain250で運用して、-10℃くらいまでしか冷やせない時はGain200で。低感度が欲しい時はGain139くらいで撮影する感じがいいのかなぁ?

とりあえず、この3つの設定で状況によって使い分けてみよう!そうしよう!(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑