こんにちは!
まーちゃるです。

もう5回目だというのになかなか進まなくてイライラされている方もいるかもしれませんが、スミマセン。

今回はですね、前回までに作製した冷却モジュールのボックス内の配線について説明します。

とは言うものの、今回全部の配線についてお話しできなくて。
具体的にはシャッターコントロールのためのステレオジャックについては、模式図には載せておきますが、後ほどカメラ本体の加工のところで説明を行いますので、それ以外のところの説明になります。

ボックス内の配線について下の模式図を使って説明します。
赤い線がプラスで黒い線がマイナス(GND)です。

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かっこいい回路図を用意しようと思ったのですが、こっちのほうが分かりやすいかなと思いまして。
まあ、僕が回路図とかちゃんとかけないっていうのもありますが。
でも、この模式図に今回の記事のおよそ90%の工数がかかってます!(笑)
超力作です!
でも、ちゃんとした回路図かける人で描いてあげてもいいよ!っていう方がいらっしゃいましたら連絡ください(笑)
ここに掲載させていただきますので!

ボックスの側面に設けた2つのDCジャックから供給された電力はそれぞれここではプラス側が波動スイッチに接続されます。
あ、ジャックではセンタープラスとして話を進めますね。
今回使用する波動スイッチは単極単投のON-OFFスイッチで線をつなげる所が2箇所になっています。なので線はどちらに繋いでもオッケーです。
残った方の極からDC線を繋いでブラケット付きのLEDのアノードに接続します。
アノードとは、LEDの足の長い方です。
ここは間違えるとLEDは簡単にぶち壊れますので要注意ですね。



この時、ブラケットはボックス外側からの取り付けになっていますので、先にボックスにブラケットが取り付いてある必要がありますが、基本的に前回までに部品は取り付けてあるはずなので大丈夫でしょう。
ちなみにブラケットは下の画像のような構成になっています。

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次にLEDのカソードに1kΩの固定抵抗をはんだ等で接続します。
接続後は、熱収縮チューブなどで絶縁保護するといいです。

この固定抵抗は制限抵抗と呼ばれるもので、これがないとある電圧以上が印加されると無制限にLEDに電流が流れ、やっぱり簡単にLEDがぶち壊れます。

これだけでも問題なくLEDは光りますが、暗闇では思った以上に明るいので固定抵抗の後に調整用の可変抵抗を接続することをお勧めします。

また、めんどくさいからと言って固定抵抗抜きで可変抵抗だけにすると可変抵抗が0Ω~の仕様の場合、やっぱりLEDは簡単にぶち壊れるので調整はいらないよ!って場合は10kΩくらいの固定抵抗をつなげて可変抵抗を無しにするのもアリです。

そもそも電源投入のパイロットランプ自体いらないよ!って場合は、青の破線で囲ったLED回路部分そのものをDC線ごと省いてもオッケーです。

で、波動スイッチのLEDにつながっている極からペルチェ素子のプラスに線をつなぎます。

さらにペルチェ素子のマイナスに可変抵抗からの線とDCジャックからのマイナスの線をつなぎます。

ファンもペルチェ素子と同じようにファン用のDCジャックからの線につなぎます。

結構シンプルな接続ですが出来上がってみるとなかなか線が混み合っています。
なので必要に応じて端子台を使って交通整理するといいでしょう。
ついでに端子台を実装するユニバーサル基板に可変抵抗を実装するとなおキレイに収まるのでオススメです。
ただ、特にペルチェ素子のラインには3A以上の電流が流れますので、端子台での接触不良によるリーク等に十分注意してください。



次にUSBですが、延長ケーブルを加工する必要があります。

その4であけたUSBのパネル穴に合わせてカッターで削ります。
こんな感じに。



一番先端部分は厚さ1mmくらいで最外形をそのまま残してその内側をパネル穴形状に削ります。
で、内側から接着剤やグルーガンでくっつけます。

ここまででこんな感じになります。

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むき出しの端子部は結露によるショートを防ぐためにグルーガンでグルグルしておきます。

ここまでで外付けBOXの方はほぼ終了となります。

次回第6回はカメラ側の追加工について説明します。
ここまでは失敗しても作り直しがききますが、次からは失敗したらボディ買い直しになります。
失敗は許されないフェーズになります。

というわけで、より具体的な記事を書く必要があるのでちょっと時間があきます。
(というか、ここまでしか書き溜めていない)

しばしお待ちください。