こんばんは!
まーちゃるです。
いきなり衝撃的なタイトルですが…
よくあるYouTubeの騙しタイトルでは無いです(^^;
今回目をちょっと患いまして…その顛末を紹介します。
◆硝子体出血
実はコロナ自粛真っ只中の4/23に右目の硝子体出血しまして。
目玉の中にたっぷり充填されている透明なゼリーみたいなやつを硝子体と言うんですが、その硝子体にドバーって血が流出した影響で視界が黒い粒々や煙のようなものでびっしり埋め尽くされました。
いわゆる飛蚊症ってやつの超酷い版です。
まあすぐ病院に行って見てもらったんですが、見てもらった時にはすでに出血も止まり、視界いっぱいの黒いものは時間が経てば消えるよ!って事で、その時はおさまりました。
ただ、網膜が所々薄くなっていて穴があきそうだから注意が必要だよ!って言われたんですが、なにぶん何に注意したらいいのか分からなかったので『はい!(^-^)』って返事だけしておきました。
確かに1ヶ月もすると黒い何かはだいぶ少なくなり、気にもならなくなってきたんですが、今月頭の6/8にまた僅かに黒い物がサササーっと出たんですね、仕事中に。
まあまた硝子体出血かー…なんて思って、一応1ヶ月後に病院に来るように言われていたのもあって午後お休みして病院に行ったわけです。
◆網膜裂孔
病院に着いて見てもらったら
先生『…あ〜…穴あいてる…』と。
穴!?穴あくとどうなるの!?って事で、話を聞くとどうやら網膜の薄いところが裂けて穴があいているってことで、ほっとくとそこからペリペリ網膜が剥がれて目が見えなくなっちゃうよ!?ってことらしく。
『手術するから!でも、手術すると、こんなリスクもあって〜…』と色々説明して頂いた訳ですが、要約すると手術しないと失明するかもよ?って事で。
そんなん、リスクあっても手術するしかないやん( •᷄⌓•᷅ )੨੨ってことになりまして。
その場で穴のあいた網膜の周りに50発ほどレーザーをぶち込んで網膜が剥がれないように焼き付けました。
まあ網膜が軽い火傷をしているようなものなので目はちょっと痛かったんですけど、家で安静にしていました。
◆網膜剥離
手術から2日目の朝。
穴があいたと言われた付近、視野のホントに端っこの部分が扇状に暗く、そして歪んで見えていることに気付いて。
んー、なんか変だなと。普段なら気にならないくらい僅かな変化だったんだけど手術したばかりだったので敏感に反応してまた病院に。
まずは電話したらすぐ来てくれとの事で病院に向かうとものすごい混雑。
なのに着くなり散瞳の目薬をさされ、多数の待合室の人々を差し置いてすぐさま診察室に呼ばれ診察。
あの時なんか待合室のみんなの目が痛かったなぁ…
先生『…あ〜…剥がれてる…』と。
どうもレーザーぶち込むとぶち込まれたところの組織が焼けて収縮するらしく、その影響で他の網膜の薄いところ引っ張られて穴があいてそこから更に網膜がペリペリと剥がれてしまったと。
えー?どうすればいいの?コレ…って思ってたら先生すぐさま紹介状をこしらえて、タクシーまで呼ばれて近くの大学病院に搬送されました。モチ自腹で。(´ε` )
大学病院に着いた頃にはもはや視界の左1/3程は見えなくなっていて、『早いな、おい!』って感じだったんですが、再度診察を受けてやっぱり網膜剥離と。即入院で翌日手術することになりました。
◆手術
まあね、手術はとても恐ろしかったです。
詳細はグロいので省きますが、人生で一番の恐怖体験でした( ノД`)
ただ、最初の麻酔以外はほとんど痛くないのでもし網膜剥離になっても安心してください(^-^)
あと、網膜剥離の手術を行うと必ず白内障になるとのことで。一緒に水晶体を取り除かれ、人工レンズを挿入されました…単レンズみたいだけど、色収差出ないよね?なんて思いながら手術を受けてました…
◆入院生活
もう、ただひたすらうつ伏せ。
寝ても醒めてもうつ伏せ。
腰が痛くなりました。
眼球の中にガスが充填されていて、そのガスで網膜を押し付けるらしく、ガスが網膜側に来るように…2週間うつ伏せしてました。腰が痛い…
普通だと10日も経つと退院できるらしいのですが、網膜が薄いところだらけだった僕は網膜一周プラス新しい穴のとこで大量にレーザー打ち込まれたせいかちょっと長めの入院になりました( •᷄⌓•᷅ )੨੨
◆退院
んで!6/25に無事退院しました。(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
病院食は体にはいいのかもしれませんがメンタル的に無理です。早速セブンのからあげ棒食べましたが、味が濃すぎてビックリしました(^^;
今回の網膜剥離で両目としての視力が戻るには数ヶ月かかる見込みです。
右眼単体ではまだガスが入ってあることもありあまり見えません。
ということで、パソコン画面見ても画像がよく見えないし、出力した写真みてもちゃんと見えないので画像処理等も無理です。
右目の視界も歪んでいるので天体写真を見ると右目と左目で見た星の位置が微妙にズレて自動的に立体視されます。不思議な感じです。
そんな状況なのでタイトルのように数ヶ月、まあ状況次第では年内はなかなか天体活動は難しいかなと思ってます。
残念ではありますけど、まずはゆっくり治してまた天体活動楽しめるように治療に専念したいと思います(^-^)
ということで、前回の記事から作製していた宙ガチャR200SS改ですが。
ほとんど完成していたところで入院となって2週間放置されていましたが、先程ついに完成しました!
ソレがコチラ!!
ジャジャーン!!
1.各部の塗装
2.三脚の向きが逆だったので加工して修正
3.赤経・赤緯軸を可動式に加工
4.接眼部にASI183MM-PROとEFWを実装
5.ガイド鏡(GT-40)とガイドカメラASI120MM-miniを実装
5.フード取り付け
6.Polemaster実装
7.各部をコードで接続
8.PC/テーブル追加
9.バックに星ナビ6月号で掲載していただいたM63でデコレーション
です!
元々のR200SSはこんな感じだった訳ですが
本日ウレタン糸でケーブル這い回しして
デコレーションして飾りました(^-^)
しばらく療養に入ります。
みなさんも健康に気をつけて趣味を謳歌してください!
では、みなさん、お元気で!
コメント
コメント一覧 (12)
軽く書かれていますが、眼は大変だったんですね。
最初に網膜剥離と聞いただけでもびっくりでしたが、詳細を伺うとまさに危機一髪的な状況にあったのではないかと。
他山の石として眼は大事にしようと・・・つくづく思いました。
年齢的なものもありまして、眼と歯とあと「ま」で始まる部位はかなり衰えてきています。歯は最悪入れ歯でもいいですが、眼はそうはいかないですからね。
この記事を見て改めて「眼は大事に使おう」と思った次第です。
宙ガチャR200SSは、傑作・力作・大作 なんと評すればいいか・・とにかくすごいです。
まーちゃるさんのDIY能力は定評がありますが、眼を患いながらこんなリアルなものを作っていたとはゆめゆめ思いもしませんでした。不器用な自分はただ感心するのみ・・すげぇ!!!
といいながら、恐らくタイで仕入れたと思われる象の置物が妙に気になるのは私だけ?
ともあれ、まーちゃるさんは日本の天体写真会の至宝(褒めすぎかな)、じっくりゆっくり養生なさってください。
まーちゃる
がしました
大変でしたね。。。。私も出血だけなら二十歳代で左目やりましたよ\(//∇//)\
ある日突然片目だけオレンジフィルターになって、それから濃く小さくなって黒い小さな妖精になりました(笑)何はともあれ、無事で何より。星屋が目をやっちゃうといけませんからねd( ̄  ̄)
しかし、家庭や病気でって身近でもほっそんさん、小石さん、ワシ、ともさん、ついにまーちゃるさんまで活動お休みとは。。。。。
無理をせずほどほど無理して早い復帰をお祈りします\(//∇//)\
まーちゃる
がしました
でも、手術で失明は免れたということでいいのかな・・?
星空は逃げませんので、ご自愛ください。
R200SSは素晴らしい出来映えですね。PCとかスターブックとか、ASI183とか、凄い!
まーちゃる
がしました
マルさんもおしゃってますが、目は替わりがありませんから。
お互い、まだまだ、家族にも会社にも責任世代ですから、ここはガッツリ直しましょう。
お大事に。
まーちゃる
がしました
失明せずに済んだのは不幸中の幸いでしたね…。
車の運転はまだ難しいでしょうし、ゆっくりと養生なさってくださいね。
R200SSのガチャ、素晴らしい仕上がりです。今にも撮影できそうですね。
買い物に出かけたときにガチャはチェックするのですが、何故か
何処にも売っていません。
まーちゃる
がしました
大変なご病気になられて心配しています。
でも手術も終えられて後は回復を待つばかり。無理せず養生してしっかり直して下さいね。
ガチャのR200SS素晴らしいできばえで思わず『おお!』って叫んでしまいました。
まーちゃる
がしました